玄関をくぐってすぐの、エントランスです。
左手奥に下足室がありますが、ほとんどの寮生は面倒くさがって、玄関に靴を脱ぎっぱなしにしてしまいます。
右手奥には寮母室がありますので、御用の時は声をかけて下さいね。
寮祭のときはステージを設置したり、バザーを開くときに使う場所だよ。
普段は綾花先輩がラジオ体操とかやってるみたいだけど、朝がすごく早いから私はパス。
ときどき洗濯物が風で飛んで落ちてることもあるから気をつけてね、お兄ちゃん。
朝御飯と晩御飯はここでいただきます。
あらかじめ一ヶ月分の食券を発行しますので、なくさないようにしてくださいね。
たくさん食べたいときは大盛券を別途購入して下さい。
寮内では食券が通貨として流通しているという噂もありますが、賭け事に使っちゃだめですよ。
露天風呂も付いている寮生憩いの場だ。
女子は18:00〜20:00、男子は20:00〜22:00だ。
オレは湯上がりの女子を見学するために19:50頃からスタンバイしてるぜ。
おまえも一緒にどうよ?
消防法があるから、廊下に物を置きっぱなしにしたらダメだよ。
寮には冷房施設がなくって、夏は実はここが一番涼しいから、スライムのように溶けた寮生がゴロゴロと転がってすごい眺めなんだ。
寮は二人部屋になっている。
ベッドと机は据え置きだけど、カーテンとか他の物は自由にコーディネイトする。
「店」を開いている部屋もあって、便利。
寮は学生の自治で運営されている。
困ったことがあったらいつでも相談に来るといい。
コーヒーやお茶のセットもあるから、いつでも自由に使っていいぞ。
自治会室の奥から屋根裏部屋に上がれるようになっている。
屋根裏部屋は物置のはずだが、最近何かコソコソ使っている輩がいるようだな。
ぢぢぢぢぢーーーーーーーーーーッ♪
屋根裏部屋から屋上に上がれるんだよ。
昼は泉美濃町が展望できるし、夜は星がきれいなんだ。
ときどきここでお酒を飲んでいる寮生もいるみたいだから、注意しなくっちゃ。
学園から恋泉寮へは300段はあろうかという大階段を上らなくてはいけない。
毎日ここを往復すれば、自然と足腰が鍛えられるというものだ。
私は勘弁だがな。
恋人同士が願をかけると結ばれるという伝説のある泉よ。
まあ私には関係ないみたいだけど。
泉美濃町にはもともと湧き水が多く、公園とかにもその名残があるみたいね。
創立120年。生徒総数は700人弱。
文武両道・自主自律・至誠一貫を校訓としているよ。
当初は都内に校舎を構えていたけど、大正時代に震災の影響と田園教育舎運動の高まりで移転してきたみたい。
昔はモダンだった校舎も、何度かの建て替えの後はごく普通の学校といった感じになってるわね。